一夜明けて。

2004年4月20日 恋愛
殆ど眠れなかった。不思議と涙はまったく出なかった。
代わりに何度も吐いた。何度も。

いつからだろう。涙が出ない。感情が鈍化してたんだと思う。
もう何年も感動も薄い。味覚も鈍い。感情の起伏も乏しかった。
過労になって、肥満になって、胃潰瘍になって、鬱病になって。
自分の人生を投げていたと思う。

自分の人生を投げてるやつと付き合ってた彼女をとても不憫に思う。
彼女は何度も辛い疲れたって危険信号を出してたのに、
おかしくなってた僕に何度も救いの手を差し伸べてたのに、
僕はそれすら疎ましく感じていた。
周りを見ずにひたすら自分のクズみたいなプライドを守るのに必死だった。

僕は人間として終わってたんだと思う。ただひたすら疲れてた。
理想の自分と現実のギャップに、ただ怯えてただけだった。
彼女の為を思うなら、もっと早く別れるべきだった。
悩み苦しませる事しか出来なかった。

僕は、もう、駄目だ。

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