完璧主義という生き方
2004年4月29日僕は完璧な人間になりたかった。
失敗しない人間になりたかった。
僕の欝は、この完璧を目指すところから来てるように思う。
多くの人が、子どもの頃に親から言われたであろう事。
「ちゃんとしなさい。」
「キチンとなさい。」
「頑張りなさい。」
僕は、ひたすらにそれを守ろうとした「良い子」でした。
友達によく言われてました。「正直に生きるのは良いけど、
度が過ぎるよ。そういうのバカ正直って言うんだよ。」って。
でも僕は、その意味に気付いていませんでした。
みんなが幸せになるために、
親が望む子どもにならなければ。だから泣かない。我侭も言わない。
先生が望む生徒にならなければ。だからいつも明るく。反抗もしない。
友達が望む友達にならなければ。だからよく話を聞く。嫌そうな顔をしない。
彼女が望む彼氏にならなければ。だから望む事はなんでも叶えようとする。
自分が望む自分にならなければ。だから完璧に物事をこなそうとする。
結果、不可能でした。当然ですよね。
上記の人たちが望む事って、一般的に言われてる事であって、
僕の親や恋人が、本当に望んでいる事とは違うかもしれないわけです。
違わないかもしれないけれど、程度があったはずです。
でも僕は、その程度が分かっていなかったのです。
自分に出来る範囲の事を完璧にやろうとする。この事自体はさほど悪くない。
問題なのは、その完璧は誰から見ての完璧なのか、という事。
周りに居る人から見て、完璧な仕事をしたとしても、
僕自身が完璧だと納得できなければ、その仕事は無意味と感じてしまう。
本来なら周りの人が完璧だというなら、それでOKのはず。
でも僕は納得できなかった。自分の基準で見ると完璧に見えないから。
それってもう、こだわり、ですよね。自己満足の世界。
自分の脳内での基準だから、いくらでも高く設定できる。
いくら頑張っても、どんどん基準が高くなる。次第に達成できなくなる。
すると、完璧に出来ない事はしない、という思考に偏ってくる。
完璧に出来ないんだから、やっても無意味だ、と。
そうなると、毎日が痛烈な自己批判と自己嫌悪の繰り返しです。
完璧に出来ない自分を責め、そんな自分を許せなくなる。自信を失っていく。
自分で勝手に決めた目標が、どんどん高くなっていくんだから、
一度も目標を達成した事が無いわけです。自信が付くわけが無い。
この手の完璧主義の人って、他人から見たらどうでも良いところでも、
異常なまでに完璧を求めるんです。見えない所まで完璧に。
トイレ掃除を例に挙げると、便器は異常なまでに磨き上げて、オブジェのよう
に光輝かせる。でも、そこで力尽きて、床や便座は放置してしまう。
満遍なく掃除すれば良いのに、一部分にこだわって全体が疎かになるのです。
手加減が下手で、あらゆる事を全力でやります。結局、自己目標を
達成できなくてストレスが貯まり、強烈な責任感から他人を責めずに
猛烈な自己嫌悪・自己批判を始めます。
すると、はい。鬱病患者の出来上がりです。患者の特徴はエセ完璧主義。
症状は、あきらめ、無気力、無関心。
全てを完璧にこなす事は出来ないと、認めたく無かったんです。
今までの自分を完全に否定してしまう事になるから。
自分が消えてしまいそうで怖かったんです。
えーっと。話のオチを付けられなくなりました。
以上です(´・ω・`)
***************************
>京さん、頼遠さん、Julietさん
リンクありがとうございます。
彼女にフラレちゃって、その後すぐに共通の友達に彼女を頂かれちゃった
情けない男の日記ですが、頑張って自分を磨きながら書いてるので
生暖かい目で見守ってください。よろしくお願いします(’◇’)ゞ
失敗しない人間になりたかった。
僕の欝は、この完璧を目指すところから来てるように思う。
多くの人が、子どもの頃に親から言われたであろう事。
「ちゃんとしなさい。」
「キチンとなさい。」
「頑張りなさい。」
僕は、ひたすらにそれを守ろうとした「良い子」でした。
友達によく言われてました。「正直に生きるのは良いけど、
度が過ぎるよ。そういうのバカ正直って言うんだよ。」って。
でも僕は、その意味に気付いていませんでした。
みんなが幸せになるために、
親が望む子どもにならなければ。だから泣かない。我侭も言わない。
先生が望む生徒にならなければ。だからいつも明るく。反抗もしない。
友達が望む友達にならなければ。だからよく話を聞く。嫌そうな顔をしない。
彼女が望む彼氏にならなければ。だから望む事はなんでも叶えようとする。
自分が望む自分にならなければ。だから完璧に物事をこなそうとする。
結果、不可能でした。当然ですよね。
上記の人たちが望む事って、一般的に言われてる事であって、
僕の親や恋人が、本当に望んでいる事とは違うかもしれないわけです。
違わないかもしれないけれど、程度があったはずです。
でも僕は、その程度が分かっていなかったのです。
自分に出来る範囲の事を完璧にやろうとする。この事自体はさほど悪くない。
問題なのは、その完璧は誰から見ての完璧なのか、という事。
周りに居る人から見て、完璧な仕事をしたとしても、
僕自身が完璧だと納得できなければ、その仕事は無意味と感じてしまう。
本来なら周りの人が完璧だというなら、それでOKのはず。
でも僕は納得できなかった。自分の基準で見ると完璧に見えないから。
それってもう、こだわり、ですよね。自己満足の世界。
自分の脳内での基準だから、いくらでも高く設定できる。
いくら頑張っても、どんどん基準が高くなる。次第に達成できなくなる。
すると、完璧に出来ない事はしない、という思考に偏ってくる。
完璧に出来ないんだから、やっても無意味だ、と。
そうなると、毎日が痛烈な自己批判と自己嫌悪の繰り返しです。
完璧に出来ない自分を責め、そんな自分を許せなくなる。自信を失っていく。
自分で勝手に決めた目標が、どんどん高くなっていくんだから、
一度も目標を達成した事が無いわけです。自信が付くわけが無い。
この手の完璧主義の人って、他人から見たらどうでも良いところでも、
異常なまでに完璧を求めるんです。見えない所まで完璧に。
トイレ掃除を例に挙げると、便器は異常なまでに磨き上げて、オブジェのよう
に光輝かせる。でも、そこで力尽きて、床や便座は放置してしまう。
満遍なく掃除すれば良いのに、一部分にこだわって全体が疎かになるのです。
手加減が下手で、あらゆる事を全力でやります。結局、自己目標を
達成できなくてストレスが貯まり、強烈な責任感から他人を責めずに
猛烈な自己嫌悪・自己批判を始めます。
すると、はい。鬱病患者の出来上がりです。患者の特徴はエセ完璧主義。
症状は、あきらめ、無気力、無関心。
全てを完璧にこなす事は出来ないと、認めたく無かったんです。
今までの自分を完全に否定してしまう事になるから。
自分が消えてしまいそうで怖かったんです。
えーっと。話のオチを付けられなくなりました。
以上です(´・ω・`)
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>京さん、頼遠さん、Julietさん
リンクありがとうございます。
彼女にフラレちゃって、その後すぐに共通の友達に彼女を頂かれちゃった
情けない男の日記ですが、頑張って自分を磨きながら書いてるので
生暖かい目で見守ってください。よろしくお願いします(’◇’)ゞ
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